2021年の抱負

しんどいしんどい1年がようやく終わった、そんな1年だった。

 

「後回しにしない」というのが2020年の抱負になっていた。

去年、そしてその2年前の1月も、長く一緒に過ごしていた猫たちが逝ってしまった、そんな恐怖の1月がまたやってきた。

でも今年は現時点で具合の悪い猫が1匹もいなくてほっとしている。

 

去年は三毛猫が逝ってしまった哀しみをどうすることもできないまま、それでもリストラが月末に控えていたこともあり、引継ぎと残務整理に追われてあっという間に1月が終わっていた。

2月も3月も悲しみに向き合うことを避けるかのように躍起になって、何度落ちても、こんなことに負けるかと転職活動を継続した。

その甲斐あってか、そろそろコロナ禍突入しだした3月も終わりの頃にようやく滑り込みで決まり、現在に至る。

 

 

あの1月の悲しみを後回しにしてしまったことで、いまだ自分の中にはぽっかりと穴があいたままのような、時折涙が思いがけずに出てきたりして、制御不能になることもあり、年を越しても尚つらい気持ちが蘇ってくる。

でもきっとあの時立ち止まってしまっていたら、哀しみに身を任せたままにしていたら、このコロナ禍で思うように転職先はみつからなかったかもしれない。

今も一緒に暮らす猫たちのことを思うことで、後回しにしたことを後悔していないと自分に言い聞かせていくしかない。

 

4月からリモートワークになり、いったん全日出社になった月もあったが、また翌月からリモートワーク復活、そしてついに今年からオフィス自体もなくなり、所属先全員がリモートワークで業務にあたる体制へと変更になる。

プロジェクト用に立ち上げられた部署であるからこその臨機応変さなのかもしれない。

またいずれ近いうちに契約期間が終了するだろう、そしてその時にどうするのか。

 

目先のことばかりでなく、この先の数十年をどういう風に生きていきたいのか。

2021年の抱負は少し具体的だ。

これからの2年間で貯金をし、再度学びなおし、挑戦する、

今年はその最初の1年にする。